添乗員騒動記 (角川文庫)



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添乗員騒動記 (角川文庫)
添乗員騒動記 (角川文庫)

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つらい仕事

 1997年に旅行人から出た単行本の文庫化。
 本書で岡崎大五を見直した。基本的にこの著者は「面白ければ何でもいい」というスタンスで本を書く、ちょっと信頼できないタイプの文筆家なのだが、この本はなかなかの出来だった。
 海外旅行専門のフリーの添乗員だった著者が、各地で巻き込まれたトラブルにどのように対抗したか、面白おかしく書かれている。ツアー旅行にはかなり困った参加者もいるし、旅先での自己や事件には事欠かない。知ったかぶりの参加者をメキシコのミイラ博物館でやりこめた話、砂漠を見たいという老姉妹を苦労してサハラに連れて行く話など、記憶に残る物語が多かった。
 感動的な要素が強いなど、かなりフィクションに近い印象は受けるが、良くできた読み物として楽しむことが出来た。
言っちゃ悪いが・・・

添乗員の仕事を勘違いした作者の本。こんなことは今では通用しないし(旅行業法改正前の体験ではないか、と思われる。いささか話が古い)、これではきめこまやかにがんばっている、本当のプロの添乗員の皆さんがお気の毒というほかない。ただ、行く先々の(かなり偏見も入るが)国の状況などは、それなりに参考になる。だから星一つ。
楽しいけど大変そうな職業

面白おかしい添乗員さんのツアー記です。
所々に見え隠れする本音が面白く、楽しく読むことができました。
軽いノリで書かれていますが、実際はワガママなお客さん相手で、予期せぬ事故もあるわけで、とっても大変な仕事だろうなぁと。

またそれを感じさせず、明るくて、グチグチすることもなく、とても読みやすかったし、読後もさっぱりしていて良かったです。



角川書店
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